広島大学「今を考える会」からの連帯メッセージ

7月31日の「立命館・今に向き合う会」発足集会に向けて、広島大学の「今を考える会」から連帯のメッセージをいただきました。本当に心強いことです。以下に全文を掲載しておきます。

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「今に向き合う会」のみなさまへ

この度は、「今に向き合う会」の発足、おめでとうございます。
広島から、心からのエールを送ります。

「今に向き合う会」。正直、最初は、「今を考える会」ととてもよく似ているので驚きましたが、勝村さんの言葉「広大の名称を真似ていますが、歩調を合わせたいという意思だとご理解ください」を読んで本当に感動しました。
わたしたちが目指してきた横の連携がこうして具体的な形で現れたのです。

勝村さんが「今に向き合う会」の発足の知らせとともに伝えて下さった、今月の立命館大学理事会の動きには、大きな可能性を感じました。わたしたちが直面している、今ここにある危機を逆転する可能性を。
立命館大学は来年度から、教養の授業やFDや講演会などを通じて、ヘイトスピーチ等差別的言動防止に関する取り組みを具体的に実践しようとしています。また、学生たちのSNSの使い方に関するモラルを向上する教育も。

わたしたち「今を考える会」は、立命館大学理事会ならびに「今に向き合う会」の動きに大いに触発されて、ヘイトスピーチ等差別的言動防止に関する取り組みを、ここ広島大学でも具体的に実践していきたいと思います。
勝村さんをはじめとする立命館大学有志一同の踏ん張りに敬意を表すとともに、具体的なビジョンを示してくださったことに感謝いたします。

「今に向き合う会」と「今を考える会」。

今後も連携を取りながら、今に向き合い、今を考え、わたしたちが望む今を、切り拓いてゆきましょう。
学生たちに伝えたい今を、残してゆきましょう。
言論統制が強まり、立憲主義が危機にされている今を、逆転してゆきましょう。

しかし、その前に、わたしたちには、やらなくてはいけない大きな仕事があります。大学を復活させることです。

周知のように、今回の産経事件を受けて、広島大学は、学問の自由を侵害されました。これは残酷で辛い出来事に違いありません。しかしもっと辛いのは、財政的な圧迫によって自治を奪われ続けるなかで、学問の自由が侵害されているだけではなく、じつは、その学問の自由を守るべき主体が沈黙させられているという事実でした。学問の自由を守るべき共同体としての大学が瀕死の状態なのです。

広島大学は学問の自由を守るための毅然とした声明をいまだに学外的に示すことができていません。大学は、自治の精神ばかりでなく、学問の自由を守ることに無自覚であったために、内側から学問の自由を破壊する危険に満ちているのです。

今回の産経事件を通して、わたしたちは、この厳しい現実を決定的に突き付けられました。しかし、一方で、いまだ学問の自由への希求は失われておらず、本来の姿である「自由で平和な一つの大学」を取り戻す勇気を得たことも事実です。

お陰さまで、「今を考える会」は、400人を超える賛同者を募ることができました。それぞれの賛同メッセージを読むとき、これは、ただの400人ではなく、人間的に熱く、濃く、様々なキャラクターを持つ400人です。

大学は復活できる。

大学は瀕死の状態であっても、死んだわけではない。抵抗があり、それが逆転に繋がり、復活を生む。わたしたちはそのことを確かめました。
勇気づけられるとともに、逆転を予感します。そして、その予感を実現させなければなりません。これが、わたしたちの今です。

これから、長い闘いになります。
共に、粘り強く、クールに、かつ大胆に、そして楽しく、闘いましょう。

本日は「今に向き合う会」の発足、本当におめでとうございます。

2014年7月31日
「今を考える会」呼びかけ人一同

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会の目的

mukiaukai0731

Author:mukiaukai0731
①立命館大学に対してヘイトスピーチやレイシズムを許さない毅然とした態度を社会的に表明することを求めます。
②立命館大学の各機関におけるヘイトスピーチやレイシズムに向き合う具体的な取り組みを見守り支援します。
③「向き合う会」として独自に学術企画や教育方法に関する研究活動を進めます。
④ヘイトスピーチや差別、人権侵害に向き合う大学間連携を進めます。
【問い合わせ先】rits.mukiaukai.0731@gmail.com

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